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5 時間前
チュン!可愛くてごめん
1月6日、お昼前から待望の雨が降りました。じつに約40日ぶりとなるまとまった降雨です。 私はこの日が仕事始めだったので、降り始める前に長池公園の主要園路を廻ってきました。 来園者とはもちろんのこと、顔なじみの鳥たちとも新年の挨拶を交わしながら歩きます。...
7 時間前
野生化するナリヒラヒイラギナンテン
1月5日、正月らしい天気が続いていますが、この冬はひときわ雨が少ないと思いませんか? 6日に久しぶりの雨予報が出ています。まとまった雨が降るのは11月下旬以来のようです。 これだけ晴れや曇りの日が続くと、乾燥などで動植物に影響が出てもおかしくありません。...
2024年12月31日
山なのにイソヒヨドリ
12月30日、あきる野市内でお墓参りしていると、墓石の向こうから小鳥が顔を出しました。 「あら、こんにちは!」背面の青と腹面の赤の組み合わせが美しいイソヒヨドリの雄です。 もともと海辺を生息地としていたイソヒヨドリが、内陸部でも繁殖するようになってから...
2024年12月29日
メジロとタチカンツバキ
12月27日、年内最後の巡回点検で、各種サインを掲示しつつ堀之内方面を廻ってきました。 秋葉台公園のトイレの周りではタチカンツバキが花盛り。メジロたちが集まっていました。 花蜜の好きなメジロにとって、ツバキの仲間は、梅や桜と並ぶ重要な蜜源となっています。...
2024年12月25日
トモエガモとハシビロガモ
12月24日、今年も築池に滞在中のトモエガモは全部で5羽、それもなぜか雄ばかりです。 つくいけの道から水面の枝をそっと覗いてみると、トモエガモがまったり休んでいました。 藪の隙間からとはいえ、こちらの存在にはとっくに気が付いています。それでも逃げようと...
2024年12月25日
浅川の写真展と堆肥運搬
12月23日、長池公園自然館展示室1で「第13回 あさかわコンクール入選作品展」の展示が 始まりました。(会期は1月7日まで。)八王子を代表する河川、浅川の魅力が満載の写真展と なっていますのでぜひお立ち寄り下さい。偶然にも、この日は八王子駅方面に用事があり、...
2024年12月17日
里山保全隊活動納めと観察会告知
12月16日、朝から都内へ出張してきましたが、昼すぎに自然館へ戻ると、美しい光景が・・ 赤と黒の対比が美しいトキリマメの果実です。二色効果で小鳥を誘引しますが、実際には 美味しいわけではないようです。エンドウマメのようなサヤ入りタイプの果実を持った...
2024年12月16日
ケヤキめくり始めとパーキッズツリー登場
12月15日、初冬の公園をお散歩していると、思いがけない美しいシーンが見つかります。 例えばこちらは黄金色の天狗の葉っぱ!ハリギリの葉ってこんなに綺麗だったのですね。 里山では、多くの木々が落葉する前の最後の輝きを見せてくれます。旬は今のうち・・...
2024年12月15日
スギ樹皮下の生物多様性
12月14日、八王子市環境保全課主催「学生ボランティアによる緑地保全活動」が谷野町の 斜面緑地(一般立ち入り不可)で開催され、講師を務めてきました。創価大学、法政大学、 工学院大学、東京工科大学の各学生の皆さん、里山レンジャーズの一期生3名と二期生1名、...
2024年12月15日
自然環境保全実習最終回
12月12日、今週も専門学校東京テクニカルカレッジの自然環境保全実習を実施しました。 10月の下旬から毎週木曜日に行ってきた実習も、あっという間に最終回となりました。 実習最終日は試験対策がメインでしたが、午後からは別所小学校おおぞら学級の皆さんと...
2024年12月13日
ヤマギシモリノキモグリバエ
12月11日、午前中は調査の仕事で、市内北東部に位置する民有緑地まで出張してきました。 植物調査を行う時期としてはかなり遅く、枯れ果てた草花も多いため、難易度高めです。 墓地のそばに植えられたシキミを見上げると、無数の昆虫が葉っぱに集合していました。...
2024年12月13日
ホオジロと腐葉土掘り出し
12月9日、今シーズンは長池公園の草地でホオジロを見かける機会が多いように思います。 特に朝は、姿池斜面草地のススキに止まって種子をついばんでいる姿をよく目にします。 スズメと見間違いそうですが、少し大きくて“チチチッ”という声で鳴くのが特徴です。...
2024年12月10日
ビロードシダとヤツデの花
12月8日、先日の平山方面の観察会のあと、堀之内側にある石壁に立ち寄ってきました。 お目当ては、こちらのビロードシダというシダ植物です。高尾方面など、山地では珍しく ありませんが、多摩丘陵では非常に珍しい種類です。一見、ノキシノブなどに似ています。...
2024年12月10日
神輿草と里山レンジャーズ最終回
12月7日、足元の草むらの中に、ゲンノショウコの弾けた果実が目に留まりました。 ゲンノショウコの別名は「神輿草(みこしぐさ)」。この写真の姿がまるで御神輿の飾りの ように見えることから名付けられました。確かに御神輿の屋根には四隅にこんな形のモノが...
2024年12月8日
トモエガモと森の福笑い
12月5日、築池にトモエガモが飛来したことを前にお知らせしましたが、今も滞在中です。 今シーズンは雄が3羽いるようです。別のスタッフから写真を提供していただきました。 数年前のようなフィーバーっぷりは見られませんが、根強い人気で注目を集めています。...
2024年12月7日
梶川の黄葉と紅葉(投稿700件目!)
12月4日、早いもので、投稿700件目を迎えました。今後とも宜しくお願い致します。 この日は午後からオンラインで、ユネスコエコパーク関係自治体向けの講義を行いました。 文科省が推進する「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業」の一環として行われている...
2024年12月6日
溢泌(いっぴつ)と千葉の動植物
12月3日、調査の仕事で朝早くから千葉へ出張してきました。夕方からは東京都立大学での 講義が控えており、慌ただしい一日となりました。調査地の最寄り駅にコインロッカーが 無かったのは誤算で、行動用のリュックに加えて、PCの入ったバッグを片手に持ったまま、...
2024年12月6日
下柚木小学校林授業と里山保全隊活動
12月2日、晴れ渡る空にポカポカ陽気の心地よい秋の一日でした。朝から下柚木小学校へ 出張し、5年生を対象に、学校林を活用した自然観察プログラムを実施してきました。 はじめに同行した別のスタッフから、50年前と現在の学校林周辺の航空写真による比較や...
2024年12月5日
ヒカゲワラビとギフベニシダ
12月1日、先週の管理作業中に、東中野公園で珍しい2種類のシダ植物を発見しました。 一つ目は松が谷遊歩道側の石垣に着生していた大型のシダ、ヒカゲワラビ(南多摩CR)です。 これまで見逃していたというよりは、最近になって定着したものではないかと思われます。...
2024年12月5日
学生ボランティアの活躍とスワッグづくり
11月30日、巡回清掃で松が谷方面を廻っていると、各所で木々の紅葉が目に付きました。 特に、いせまいり公園などに植えられたメタセコイアの燃えるような紅葉は圧巻です。 定番のカエデ類やモミジバフウ以外にも、美しい紅葉を見せる樹木はたくさんあります。...
2024年12月4日
ミノウスバ産卵と別所小学校プログラム
11月29日、南エントランスゾーンの園路沿いで、今年もマユミの実が見頃を迎えています。 マユミの木には様々な生きものが集まってきますが、先日、可愛らしい蛾を見つけました。 マユミをはじめとするニシキギ科の樹木を食べて暮らす、ミノウスバという蛾の仲間です。...
2024年12月2日
紅葉と自然環境保全実習4週目
11月28日、各地でイロハモミジの紅葉がピークを迎えています。由木地区のイロハモミジの 紅葉は、例年、他の地域よりもやや遅い11月下旬から12月半ば頃までが見頃となります。 1枚目は長池公園、2枚目と3枚目は東中野公園での撮影。先日、南大沢かわら版の記事で...
2024年12月2日
台湾国立大学と東京都市大学の視察対応
11月27日、調査の仕事で市内北西部の民有緑地を廻った帰りに、自然館中庭で栽培している 重要保護植物、タウコギの故郷(自生)へ立ち寄ってきました。タウコギは市内では2ヶ所で しか確認されていない希少な水田雑草です。うち1ヶ所は先日訪れて、無事に開花・結実を...
2024年11月25日
秋の情景と秋葉台小学校野鳥観察
11月22日、姿池斜面に刈り残されたススキの穂が眩しく輝いていました。また、築池では 水面に色付き始めた木々の葉が写り込み、こちらも情緒的な光景を作り出していました。 私は秋になるといつも「どこを見ても美しい季節」と表現します。秋の長池公園には、...
2024年11月24日
ニシキギのキャンドル
11月21日、先日の国分寺散策で見つけたちょっと不思議な(?)美しい光景をご紹介します。 世界三大紅葉樹の一つにも数えられ、真っ赤に色付くことが知られるニシキギの葉ですが、 ここでは、葉を縁取るように赤くなり、中央は緑のままという奇妙な紅葉が見られました。...
2024年11月23日
落とし主の正体は・・
11月20日、講師の仕事で国分寺方面へ。いつもどおり、自然観察をしながらの街歩きです。 心配していた雨はほとんど降らず安心したものの、冬のような寒さでだいぶ冷えました。 野川を渡ったあとは、お鷹の道の流れに沿って歩き、真姿の池湧水群や武蔵国分寺公園を...
パーキッズで湿地の保全作業
6月29日、九兵衛坂公園の林縁に群生するドクダミの中に、お洒落さんを見つけました。 通常は白い総苞が4枚ですが、この個体は総苞が8枚あり、うち3枚は緑色が入っています。 園芸品種のヤエドクダミ(八重咲き)は花壇や道ばたでよく目にする一方、自生のドクダミで...
続・雨ニモマケズ・・
6月28日、朝から強い雨に見舞われました。梅雨は雨の降り方によって2つに呼び分ける ことがあります。連日、しとしとと雨が降り続ける梅雨は“女梅雨”、降る時には激しい 雨となり、降らない日はからっと晴れる、そんな梅雨は“男梅雨”と表現するのです。...
ワタリミヤコグサと環境教育三昧の一日
6月27日、姿池斜面草地(見附橋下流左岸の最上段)のワタリミヤコグサが見頃でした。 ちょうど1ヶ月前に草刈りを行った区画です。意識的に高刈りをしておいた甲斐あって、 良い感じにお花畑が広がっています。欧米原産の外来雑草ですが、他では滅多に見られない...
ナガヒラタムシとお知らせ2件
6月26日、ヒメハルゼミとニイニイゼミの合唱が本格化し、いよいよ夏本番です。 ところで先日25日の夕方、ちょっと珍しい甲虫と3年ぶりに再会することができました。 自然館前のシラカシの葉にちょこんと止まっていたこの甲虫の正体は、ナガヒラタムシ。...
キバナニワゼキショウ
6月9日、堀之内寺沢里山公園の一角で、先日のキクノハアオイに続いてまた珍しい外来種が 出現しました。北米原産のキバナニワゼキショウです。情報提供者のAさんに感謝します。 見つかったのは、テニススクール側の公園看板付近の園路沿い。まとまって咲いています。...
ムツボシタマムシと秋葉台小学校米作り
6月4日、体験ゾーンへ向かう軽トラの車窓から、キラリと光る物体を確認しました。 「これはタマムシ類に違いない!」・・車を降りて確認に向かうと、やっぱり正解! 正体はムツボシタマムシでした。珍しい種類ではないようですが、私はなかなか縁が無く、...
里山ネイチャーポジティブ実践講座
6月1日、未明に外の空気を吸いにベランダへ出ると、フクロウがよく鳴いていました。 しばらく聴いていなかったのでほっとしました。2月に聴くことが多いイメージでしたが、 調べてみると、繁殖前の2~6月によく鳴くとのこと。繁殖してくれたら嬉しいのですが!...
マスダクロホシタマムシ
5月30日、長池公園で今年度2回目となる「季節の自然観察会」を開催しました。 参加者は定員いっぱいの25名。今回もまた、気の向くままに園内の自然を楽しみました。 ガクアジサイの花に集まるハナムグリの仲間に始まり、様々な動植物を取り上げました。...
ミズイロオナガシジミとコゲラ一家
5月27日、曇り空の下、午前中は長池見附橋下流側の斜面地の草刈りを実施しました。 中段にはヤマモモソウ(ガウラ)が見事に咲いていたので、生育範囲を刈り残しました。 また、ワタリミヤコグサの幼株も発生しており、開花を楽しめるように、生育箇所は...
コスカシバとパークキッズレンジャー活動
5月25日、パークキッズレンジャーの定例活動でセンサーカメラの設置を行いました。 運動会シーズンということもあり、6組17名の参加と人数はいつもよりだいぶ少なめ。 それでも、新しいパーキッズ仲間やヤマザキ看護大学の学生さん、OBの高校生なども...
シジュウカラの旅立ちと別所小学校昆虫観察
5月24日、10時半頃に自然館前の巣箱から7羽のシジュウカラが巣立っていきました。 4月10日の巣材運び込みから、来館者の皆さんとともに1ヶ月以上見守ってきたので、 運良く旅立ちの瞬間に立ち会うことができて感動しました。写真は最後の1羽です。...
チョロギガヤと別所小学校おおぞら学級プログラム
5月23日、午前中は大栗川流域の民有地の調査、午後からは小学校の授業対応でした。 調査地は年に一回、大学生などと協働で手入れのお手伝いをしていることもあって、 これまでに何度も足を運んでいる場所ですが、本格的な調査を行ったのは初めてです。...
フチトリヒメヒラタタマムシ
5月21日、午前中は保育園の自然体験プログラムと共催イベント「芝生deヨガ」が重なり、 欲張って(?)どちらもガイドを担当したため、行ったり来たり、慌ただしく過ごしました。 それぞれ子ども向けと大人向けなので、切り替えが大変・・なんてことはなく、私は私。...
続・五つ星のナナホシテントウと桑の授業
5月20日、昼休みに駐車場へ向かう途中、フキの葉上で日向ぼっこするナナホシテントウを 見つけました。珍しい光景ではありませんが、違和感を感じて思わず二度見しました。 本来はそれぞれ独立しているはずの斑紋の一部が繋がって、“五つ星”になっています。...
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