7月31日、毎日あまりにも暑いので、“あ、まだ7月だったんだ!”と驚く月末です。
先週の姿池清掃の際に色々なトンボが飛び交っていたので、改めて見に行ってみました。
到着するとすぐに、せせらぎ緑道側の区画を舞うチョウトンボの姿が目に入りました。
他のトンボの俊敏さとは対照的に、ひらひらと優雅に風に乗っていて気持ちよさそうです。
光線の角度によって青や紫に輝く翅はとても美しく、確かにチョウと見間違えそうなほど。
長池公園では見られる年と見られない年があるので、出会えるとやはり嬉しいですね!
粘ってはみたものの、一度も止まってくれず。こちらが静止した姿です。(※過去に撮影)
みんな大好き、人気のギンヤンマも、水面近くを目にも止まらぬ速さで飛び回っています。
私には上手に撮影する技術が無く、諦めて眺めていると・・連結産卵していた2頭が頭上の
アラカシの繁みに入りました。条件は良くありませんが、なんとか写すことができました。
炎天下の姿池はさすがに長居できませんが、こんな日は木陰の赤トンボ観察がおすすめ。
ナツアカネとコノシメトンボです。どちらも長距離移動をしない身近な赤トンボですね。
赤トンボの仲間は指2本で簡単に捕まえられますが、手を出す前に必ず真横から胸の模様を
撮っておきましょう。あとで種名を調べるために、最低限必要な手がかりとなるからです。
・・さて、「トンボ見てきます。」と言い残して帰ってこない人はどこの誰でしょうね笑。
おまけ。自然館前で、常連のお客さんと一緒にマダラマルハヒロズコガを観察しました。
ひょうたん型の薄っぺらいケースの中から、幼虫がひょっこり顔を出してくれましたよ!