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続・ミツデカエデ

4月13日、突然ですが、この辺りでもっとも早起きな鳥って何だと思いますか?ウグイス?

ガビチョウ?それともカラス??・・夜行性の鳥は除くとして、早起きナンバーワンの鳥は

じつはヒメアマツバメだと考えています。まだ周囲は真っ暗な3時頃、ヒメアマツバメの

「チュリリリリ・・」という鳴き交わしが一斉に始まるからです。この鳥は飛びながら鳴く

ので、この時間から鳴くということは、すでにねぐらを飛び立って行動しているはずです。

深夜に鳥の声で目覚めてしまったなら、目覚ましの正体はヒメアマツバメかもしれません。

さて、タイトルにもあるように、先日12日、自然館正面に植栽されたミツデカエデの雄花が

早くも咲き始めました。昨年はキンランなどが満開となった18日に記事を書いているので、

それよりも1週間ほど早い開花となります。詳しくはこちらをご覧下さい→ミツデカエデ

ブログを続けてきたおかげで、こうやって過去の記録を引っ張り出してきて比較することが

できます。そうか、例年の今ごろはこんなだったか、とか、この花とこの花が同じ時期に

咲くんだったなとか、そういった情報が定点観察をより楽しいものにしてくれるのです。

つくいけの道では、タチツボスミレに混ざってアカネスミレもちらほら咲いていました。

花はタチツボスミレよりも色が濃い紫で、花の中心部と茎葉など全体に毛が生えています。

ここには、同じく花色が濃い紫をしたアメリカスミレサイシンという外来種も同居するので

見間違えないようにご注意を!※明日14日の里山保全隊活動で抜き取りを予定しています。

新緑とともにピークを迎えるジュウニヒトエもお目見えです。これからあちこちで花の塔を

見かけるようになることでしょう。2枚目はメギ、3枚目はイネ科のオオイチゴツナギです。

1日遅れの投稿となりましたが、12日時点で見頃を迎えた植物をいくつかご紹介しました。

雑木林の木々は芽吹きから新緑の季節へ。林床の草花もどんどん移り変わっていきますね!


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