1月25日、予報通りの寒波襲来で、昨晩から凍てつくような寒さとなりました。
夜中に強い風が吹いたので、倒木や折れ枝が無いか確認しながら主要な公園を廻りました。
先週ご紹介した堀之内寺沢里山公園のルリビタキは、相変わらず愛嬌たっぷりでお出迎え。
園内には少なくとも3羽のルリビタキがいます。
1羽ごとに縄張りをつくって行動しており、今日は公園のもっとも奥の樹林地を
縄張りにしている個体もやっと顔を見せてくれました。
驚くことに、こちらも熟年オス(背面全体が青い)でした。
そして、縄張りの境界付近で、2羽がバッティングするシーンを目撃しました。
青い子が2羽、手すりに並んでいる光景は初めて見ました。
あわや喧嘩勃発か!?・・と思って見ていると、しばらくお互いに牽制し合っている様子。
手前のオスがじりじりと奥へ歩みを進めていくと、奥のオスはピタッと動かなくなり、
やがて、その迫力に負けたのか茂みへ飛び去っていきました。
手に汗握る、緊張なワンシーンを目の当たりにできて、とても幸運でした。
ルリビタキの他にも、オスとメスがそれぞれ飛来しているジョウビタキをはじめ、
エナガとともに行動するリュウキュウサンショウクイ(写真)や、小群をつくって
飛び回るイカルなど、今シーズンの堀之内寺沢里山公園は小鳥たちで賑わっています。