4月18日、松が谷にある、いせまいり公園で緑地管理作業を実施しました。
頭上で“キョッキョッ”と元気よく鳴いていたのはアオゲラです。
背中が緑色の美しいキツツキで、松が谷周辺には高い密度で生息しています。
数年前には、いせまいり公園のど真ん中にあるサクラの木の、手の届く高さで
子育てしていたこともありました。この街ではとても身近な隣人といえるでしょう。
アオゲラは日本の固有種として貴重なだけでなく、古巣を他の鳥や動物が利用するなど、
その存在が様々な生き物に良い影響をもたらす「森のキーストーン種」でもあります。
松が谷のシンボルバードとして、大切に見守っていきたいですね!
作業中、私たちの周りを群れで飛び回る虫の姿。前脚を背面に回して飛ぶ様子が面白く、
皆さんと「ハチ?アブ?」などと話していました。その正体は、ハグロケバエでした。
ゆらゆら飛んでいるわりに動きは素早く、橋の手すりに止まったところを撮ってみました。
以下は作業中に見かけた植物。左からキンラン、コゴメイヌノフグリ、オオアオスゲです。
午後からは、職員8名で普通救命講習を受講しました。
私たちスタッフにとって、公園で発生した傷病者の救命処置は重要な任務です。
更新講習のメンバーが大半でしたが、一度覚えたつもりでも身に付いていないことは多く、
内容も時代とともに変化しているので、定期的に受講して備えておくことが大切ですね!