3月9日、先日のトップ写真はアオゲラの食痕でしたが、ちょうど先週、近隣の雑木林で
アオゲラのペアを見かけて撮影していました。ツグミのような声で「キャキャキャッ」と
鳴く声が聴こえて姿を確認すると、アオゲラの雄が雌を先導するように鳴いていました。
繁殖はじめのこの時期、「ピョーピョーピョー」と口笛で鳴き真似をしてみると、すぐに
雄が近くまで飛んできて「カッカッカッ」と対抗してきます。縄張り意識が高いのか、その
反応はとても早くて驚かされます。どんな反応をするか、ついつい試してみたくなります。
早い子ではすでに2月頃から巣作りを開始しており、この写真の子たちも近くで造巣中かも
しれません。巣穴の入口は小さくて綺麗な正円となりますが、深さは30~40cmになります。
その器用な仕事は主に夫婦協働で行われることが多いようです。まさに職人の技ですね!
“職人の技”といえば、長池公園では、ボロボロになっていた炭焼き小屋の立て看板を、
修繕チームの皆さんが新たに作り直して下さりました。巧みな技術で立派にリニューアル。
3月8日から長池里山クラブによる炭焼きが始まったので、間に合って本当に良かったです!
自然館にはこんな職人さんもいます。春のイベント案内コーナーの片隅に出現したのは、
可愛らしいチョークアートです。時々、素敵な新作が館内に登場しますのでお楽しみに!
最後にご紹介するのは、大好評の「花のクロスワード」です。毎月、旬の植物を紹介しつつ
その季節にぴったりの言葉も学べるという優れモノ。ここまでくるとクロスワード職人!?