10月9日、自然館展示室2では、毎年恒例となった日本自然保護協会とソニーグループ㈱の
共催企画「第9回 わぉ!な生きものフォトコンテスト写真展」がスタートしました。
今年も、思わず「わぉ!」と声を上げてしまうびっくり愉快な写真の数々が並んでいます。
人々を「わぉ!」と言わせるような写真はなかなか撮れませんが、来週14日に写真展と
連動して行われるフォト講座の下見で、スタッフの皆さんと一緒に園内を歩きました。
小雨降る中、次々に「わぉ!」な光景を見つけては盛り上がり、楽しい時間でした。
メイン講師のAさんが、イヌザンショウの枝先でナミアゲハの幼虫を目ざとく発見!
中央園路から長池へと降りる階段のそばでは、いつの間にかヤマコウバシの黒い実が
熟していました。早速、ヒヨドリが飛来していました。このブログでもヤマコウバシに
ついて何度か紹介してきましたが、1本の親木から全国に分布を広げたクローン集団で
あることがわかっている不思議な種類です。春まで葉が落ちない木としても有名ですね。
雑木林のあちこちで翅を震わせながら鳴いているのはササキリです。笹の隙間を覗くと・・
こんなふうに鳴いている姿を見つけることができるはずです。耳を澄ましてみましょう。
雨の中、目に付いた草木です。順に、ヤマハッカ、ヤブサンザシ(植栽)、キミノガマズミ、
カラハナソウ、オオオナモミ、メナモミ、コメナモミです。ひっつき虫が増えてきました。
ご来館の際は、ぜひ写真展をチェックしてみて下さいね。投票コーナーもありますよ!