9月5日、週末に行われる講座の現地打ち合わせに出かけた帰り道、由木めぐみ野公園の
ビオトープに立ち寄り、のんびりお昼ご飯を食べました。こういう時間も大事です。
足元に飛んできたのはウラナミシジミのペアでした。見慣れたシジミチョウの仲間よりも
わずかに大きなこの子たちが舞う姿を見かけると、秋の訪れを感じずにはいられません。
私にとっては完全に秋のチョウという認識だったのですが、じつは西日本ではもっと早い
時期から普通に見られるそうです。春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さに
よって死滅するというサイクルを繰り返しているのだとか。所変われば・・ですね~!
ビオトープというだけあって、秋らしい昆虫の面々が他にも色々姿を見せてくれました。
順にミヤマアカネ、ハヤシノウマオイ、チョウセンカマキリ。草むらがとても賑やかです。
池のほとりでは、由木地区では希少なタチコウガイゼキショウやタコノアシも健在でした。
まだまだ暑いですが、身近な自然の暦は正確です。だからこそ、ほっとするのでしょうね!