7月26日、自然館スタッフがエゴヒゲナガゾウムシの雄を手に乗せて連れてきました。
左右に飛び出した突起の先端に複眼があり、なかなか独特な顔立ちです。
先日16日の記事で、猛暑日にヤマグワの葉の裏で涼むエゴヒゲナガゾウムシの姿を
紹介しましたが、冷房の利いた快適な室内に連れてこられて、味をしめてしまったかな?
先日は、園内で薪割り作業を行っていた方がアオカミキリの死骸を持ってきました。
昨今話題のアカアシオオアオカミキリとは、腹部や脚の色が異なっています。
一昨年にも死骸を見つけたことがありますが、やはり生きている姿を見てみたいものです。
夏休みがスタートし、これから子どもたちの生き物持ち込みが増えそう・・楽しみ!!
ところで、今日は午前中、都立大学で東京都環境局主催の意見交換会に出席しました。
午後は長池公園で環境省のOECM関連のインタビュー取材もあり、少し慌ただしい一日に。
一日を通して様々な立場の方とお話することができ、実り多き時間を過ごしました。
私も、生き物や植物と対話ばっかりしているわけではないんですよ!!←
午前中の会議の会場は牧野標本館。ちょうど企画展が行われていたので見学しました。
牧野富太郎博士が遺した多くの功績や、集められた美しい標本の数々は見応え十分です。
若年層は朝ドラを見ないと言われていますが、意外にも、都立大生と思われる学生さんが
何人も見学に来ていて、関心の高さが伺えました。若い世代でも、植物に関心を持つ人が
増えたら嬉しいですね。企画展は9月30日まで開催。皆さんもぜひ足を運ばれてみては?