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エノキの実、色付く

8月12日、この日は祝日でお休みでしたが、午後から子連れでイベントに参加しました。

イベントが行われていた自然館前のウッドデッキから、目の前のエノキを見上げると・・

早くも実が赤く色付いていました。エノキの実が熟すのは9~10月頃だと記憶していたので

驚きましたが、園内の他の場所でも同じような状況でした。実が赤くなるのは食べ頃、

つまり熟して鳥に運ばれる準備が整ったことのサインです。エノキの場合、最初のうちは

緑色で葉っぱに紛れています。徐々に黄色っぽくなり、熟すと赤橙色になります。その後、

黒くなって下に落ちます。小鳥が食べるのは赤橙色から黒に変化する期間と、落ちた後の

果実なので、夏から冬にかけての長い期間、彼らの重要な栄養源として役割を果たします。

同じ仲間のムクノキは様子が違って、果実は緑色から黒色へとひとっ跳びに変化します。

鳥に見つけてもらうだけでなく、食べてもらうタイミングにも戦略がありそうですね。

その他は写真のみにて。ニガキ、ギンミズヒキ、コガマ、ハネナガイナゴ、ツバメシジミ、

スグリゾウムシ(?)です。スグリゾウムシは近縁の似た種類が多くて自信が持てません・・

さて、参加したイベント「色付きの氷でお絵描きしよう!!」の様子も少しだけ紹介します。

小さいお子さん連れを中心に13名の参加があり、皆さん、のびのびと楽しんでいました。

暑い夏にピッタリ!冷たい氷を使って、クレヨンで描いた下絵の上に色を塗っていきます。

氷で絵を描くなんて、大人の私も初めての体験です。素敵体験をありがとうございました!



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