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オオタカと大塚西公園池清掃

9月22日、先週20日の夕方、自然館スタッフが驚きのスクープを報告してくれました。

里山トイレの鍵を閉めに出かけた道中、目の前の手すりにオオタカが飛んできたそうです!

このとおり、写真もバッチリです。なんとなんと、羨ましいシチュエーションでしょうか。

小鳥の多い長池公園では、オオタカが飛来することは珍しくなく、年に数回程度は目撃して

いますが、いつも上空を飛んでいるところか、止まっていても遠くの樹上であることが

ほとんどです。このような接近遭遇はかなりレアなのでは?日頃の行いの賜物でしょう。

ちなみにオオタカは「大鷹」ではありません。背面の青灰色に因んで「蒼鷹」が正しい

漢字表記なのです。すなわちアオサギと同様の語源なわけですが、アオタカではなく

現在ではオオタカと読むようになっているので、紛らわしいことこの上ありませんね。

写真の個体は成鳥なので、名前の由来となった背中の青灰色がよくわかるかと思います。

また、29日には、同じスタッフが築池左手に浮かぶ倒木に止まるカワセミを撮影しました。

この倒木は8月20日に確認されたばかりのもので、水辺の生き物たちのために、止まり木と

してそのまま残すことに決めた経緯があります。現地にもサインを掲示してあります。

早速、みんなのアイドル、カワセミが止まり木として使ってくれて嬉しい限りですね!

さて、今日は私は定休日でしたが、大塚西公園でパークキッズレンジャーの定例活動が

予定どおり行われたようです。前半は雨が降る中でしたが、池の清掃に取り組みました。

担当したスタッフから、活動の様子の写真とレポートが届きましたのでご紹介します。

参加者は14名で、地元の松が谷連絡協議会の皆さんが飲み物を差し入れて下さりました。

池一面にイヌタヌキモとトチカガミが広がっていたため、それらを除去し開放水面を確保。

雨にも関わらず皆さんが頑張って下さったおかげで、かなりきれいになったと思います。

初参加の子どもたちも含め、みんな最後まで池の中で作業や調査を楽しんでいました。

以下は見つけた生き物です。

・ヤゴ:ギンヤンマ類5~6匹、シオカラトンボ10匹ほど、アカトンボ類10匹ほど

・マツモムシ数匹

・コカマキリ、ハラビロカマキリ

・メダカ(ポックス病?罹患個体多数)、モツゴ、ドジョウ、ヨシノボリ

・モノアラガイ多数

・シナヌマエビ多数

水草のおかげかアオミドロがかなり減ったようです。悪天候の中、お疲れさまでした!


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