9月15日、聴こえるセミの声もいつの間にかツクツクボウシばかりとなり、秋の装いです。
近所を歩いていると、透明感のある美しい羽が落ちていました。オナガの尾羽ですね。
比較的よく拾う羽ではありますが、小さい頃はこの羽が欲しかったのをよく覚えています。
少し前に撮った写真ですが、じつは、オナガの尾羽はこんなふうに扇状になっています。
全てが長いわけではなく、12枚のうち中央の2枚以外は結構短くて先端の白もありません。
観察の中でこうしたことを心得ていると、体のどのへんからヒラリと抜け落ちたのか、
いとも簡単に想像することができます。羽拾いは、普段の観察がとても役に立つのです。
話は変わりますが、先週11日~13日にかけて行われた松木中学校の職場体験、後半戦の
レポートを載せていませんでした。姿池清掃、自然館中庭の水やり、館内展示の配置換え、
イベントの下準備、クラフト用の枝材調達、展示POPやクラフトコーナー見本の製作など、
盛りだくさんのメニューを精力的にこなしてくれました。素晴らしい働きぶりでした!
13日には、長池小学校1年生の生活科授業で昆虫観察プログラムが行われました。ここでも
中学生の皆さんがサポート役となり、子どもたちと一緒に昆虫観察を楽しんでくれました。
小学生にとっては、大人よりも歳の近い彼らのほうが親しみやすいかもしれませんね!
・・ということで、先週後半で報告し損ねていた出来事をダイジェストでお届けしました。
おまけ。近所で咲き始めていたナガエフタバムグラです。なんと愛らしい花なのでしょう!