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オナガの謎と河原の小鳥たち

2月7日、大栗川沿いの堀之内番場公園で剪定枝の搬出や刈り込み作業を行いました。

この公園は、大栗川のかつての流路に沿って残された河畔林植生が特徴的です。

ハリエンジュやエノキが多く、それらの木立ではたいてい小鳥たちが休んでいます。

今日はいつもいるイカルとともに、20羽ほどのオナガの集団が騒がしく群れていました。

その様子をしばし眺めていると、不思議な光景を目の当たりにしました。

カラスの古巣に次々と集まってきて、巣の中に入って座り込んだり、巣材の内装と思われる

羽毛らしきものをしばらく咥えてまた巣に戻したりと、謎の行動を繰り返していたのです。

10分ほどすると、この群れはどこかへ飛び去ってしまいました。

オナガは集団で巣を作り、子育ても独身個体がサポートに入って賑やかに行われることが

知られていますが、普通、オナガは5月頃に巣作りを始めるので、造巣行動にしては時期が

早すぎますし、そもそもこの巣はカラスが昨年の繁殖ですでに使用済みのはず。

では、彼らはいったい何をしていたのでしょうか。

巣作りの予行練習?それとも、古巣内で越冬中の虫などを探していたのでしょうか?

たった1回の観察では、想像をするほかありません。

今後も観察を続けて、想像から考察へとステップアップできたらいいなと思います。

公園に接する河原では、ジョウビタキの雄が元気に飛び回っていました。

食べているところは写真に撮れませんでしたが、ノイバラの果実をついばんでいました。

ノイバラの果実はこちら。河原では、あちこちで食べ頃の状態になっているようです。

今日のもう一つの驚きは、イソヒヨドリの雌がこのノイバラの果実を食べていたことです。

肉食性のイメージが強かったので、木の実を食べるとは意外や意外な発見でした。

今日も鳥たちが作業の疲れを癒してくれました。

鳥さんウォッチングばかりではなく、ちゃんと働いてきましたよ!笑




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