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キジとキリ

4月26日、朝から雨降りの一日で、緑地の作業やボランティア活動は中止に。

そんな中、はるばる宇都宮大学から、学術調査目的のお客さんがお見えになりました。

樹木の「キリ」の分類や生態についてご研究されている、修士の学生さんとその先生です。

堀之内寺沢里山公園の竹林内などに生育するタイワンウスバギリをご案内しました。


移動中、造成地の草むらにキジがいました。当然のように車を降りて観察が始まります。

私は研究者ではありませんが、同じフィールドワーカーならではの嬉しい瞬間です。

そのそばではホオジロが元気良くさえずっていました。

上を向き、白い喉を目立たせて鳴いている様子を見ると、独身オスでしょうか・・頑張れ!

さて、調査のほうも順調に進み、満開のタイワンウスバギリに一同感嘆の声を上げました。

樹高約30m、胸高直径も1m以上ある巨木なので、解析用のサンプルを採取するのも一苦労。

それでもなんとか目的を果たすことができ、案内役の私もほっとしたのでした。

上3枚がタイワンウスバギリで、中3枚がキリ(チョウセンギリと呼ばれる無紋型)です。

下2枚は花を並べてみたものです。こうして比べてみると、違いがたくさんありますね!

快く調査に同行させて下さったお二人に感謝します。私自身もとても勉強になりました。

研究の成果を楽しみにしつつ、応援しております!


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