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クズクビボソハムシ

9月21日、松が谷商店街で開催された夕涼み会「みんなのマルシェ」へ出かけてきました。

近くの駐車場が空いておらず、遠く離れたコインパーキングから、子どもたちの手を引いて

歩きました。並木のトチノキがたくさん実を落としていて、夢中で拾いながら歩きました。

何気なく、道ばたのクズの葉を見上げると、無数の穴が残されています。これはあの昆虫の

仕業に違いない!あの昆虫とは、中国原産で2016年に東京都で初めて見つかった外来種の

クズクビボソハムシです。ほどなくして、成虫が何匹も集まっている葉を見つけました。

ウリハムシそっくりのカラーリングですが、よく見ると体型が違っており、何よりウリでは

なくクズをむしゃむしゃと食べているので間違いありません。由木地区でも数年前から

すでに確認していますが、見られる場所はまだ局地的です。しかしこの食いっぷりと旺盛な

繁殖力ですから、あっという間に増えて、どこでも見られる最普通種になることでしょう。

ちなみにクビボソハムシの仲間は、クコの葉を食べるトホシクビボソハムシ、ヤマノイモの

葉を食べるヤマイモハムシとキベリクビボソハムシ、さらには、ツユクサの葉を食べる

キバラルリクビボソハムシとアカクビボソハムシなどがいて、ブログにも登場しています。

困った時の「ハムシハンドブック」には、クズクビボソハムシは未掲載なのでご注意を!

すっかりハムシに気をとられてしまいましたが、夕涼み会の様子もアップしておきます。

アットホームな雰囲気でとても楽しいお祭りでした。ビンゴで一等賞とっちゃいました笑。

子どもから大人まで、地域の誰もが気軽に楽しめるイベント。運営の皆さんに感謝です!



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