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シジュウカラの親子

5月11日、午前中は松が谷にある東中野公園で広場の草刈りを行いました。

近隣の保育園から散歩に来ていた子どもたちがとても賑やかでした。

一方、雑木林からも「チーチーチー」と賑やかな声が聴こえてきました。

シジュウカラの家族群です。巣立って間もないヒナたちが枝に止まり、

親鳥が運んできてくれるイモムシを、甘え声で待ちわびているのでした。

昼休憩で自然館に戻ると、パークキッズレンジャーで活躍中のY君が遊びに来ていました。

魚や昆虫など幅広く生き物に詳しい彼と、しばらく一緒に自然観察をしました。

イボタノキの花が咲き始めた中庭には、様々な昆虫たちが集まっていました。

「トンボ捕まえた!」の声に振り返ると、その手にはシオヤトンボ(未熟雄)。

珍種コフキトンボかと思ったのですが、調べると、胸の模様がよりシンプルな本種でした。

田んぼの周りなどでよく目にするトンボなのですが、案外、じっくり見てなかったなぁ・・

設置試行中の“インセクトホテル”には、ツツハナバチの仲間に続き、ハキリバチの仲間も

巣作りを始めていました。なんて愛くるしい姿をしたハチなのでしょう!!

午後は、別所小学校の5年生60人あまりが田んぼの見学にやってきました。

谷戸田の特徴や成り立ち、手入れなどを現地でレクチャーしていると、小雨がパラパラ。

解散して間もなく、バケツをひっくり返したような雷雨に変わりました。

さっきまで昆虫を観察していた中庭もご覧のありさま。皆さん、無事に帰れたでしょうか?

夕方、恵みの雨がようやく上がり、西日が差してきました。するとやっぱり・・!

日没前の空に大きな虹が描かれていました。皆さんもご覧になりましたか?


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