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タンポポとムクドリ

3月20日、長池公園の前のバス通りでは、依然として満開のヨウコウが出迎えてくれます。

「あのピンクの花は何という桜ですか?」という質問や問い合わせが一日を通して殺到中。

一方、園内でもヤマザクラやオオシマザクラをはじめ、複数のサクラ類が咲き始めました。

やまざと広場のオオシマザクラの様子を見に行くと、芝生にムクドリのペアがいました。

左2枚が雄で右1枚が雌。雌雄同色のようですが、よく見ると雄は胸から上が黒いのです。

つい半月ほど前には大集団で過ごしていたムクドリですが、繁殖期を迎えて現在は分散。

やまざと広場から100mほどの距離にある建物でも、毎年営巣しているのを確認しています。

この2羽はカントウタンポポのお花畑で、地上の虫などを探して歩き回っていました。

もちろん、タンポポには目もくれず。“花より団子”・・いや、“花よりダンゴムシ”!?

見事なカントウタンポポの群落は、晴れた日の午前中が観察のチャンスです。

傍らには、小さな小さなヒメスミレが今年もよく咲いています。

下ばかり見ていてうっかり見忘れそうになりましたが、オオシマザクラの多くは咲き始め。

今年はコブシも綺麗です。開花のタイミングが個体ごと、花芽ごとにバラバラのことも

多いのですが、サクラのように同時に一斉に咲くと、やはり見栄えがしますね!


話は変わりますが、今日の午前中は別所小学校へ出かけてきました。

目的は、第2回の授業を担当した、3年生の総合学習「地域の安全マップ」の発表会です。

自分たちで実際に地域を歩いて調べた成果は説得力があり、どれも素晴らしい発表でした。

最後に、長池公園班が製作したポスター新聞と安全マップを提供していただきました。

近日中に自然館内での掲示を予定していますので、来館の際にはぜひご覧下さい。

子どもの目線が捉えた公園内のリスクマネジメントについて、一緒に勉強しましょう!



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