1月6日、お昼前から待望の雨が降りました。じつに約40日ぶりとなるまとまった降雨です。
私はこの日が仕事始めだったので、降り始める前に長池公園の主要園路を廻ってきました。
来園者とはもちろんのこと、顔なじみの鳥たちとも新年の挨拶を交わしながら歩きます。
大好きなハクセキレイ。ながいけの道と築池堤防でそれぞれ可愛い姿を見せてくれました。
今シーズンは特に個体数が多いと感じるエナガの群れも、すぐそばまでやってきました。
集団の動きを観察しているとその後の移動先が予測できるので、先回りをして待ちます。
背の低い樹木が多い築池の周りは、間近で彼らを堪能するのには絶好のスポットです。
田んぼ脇の水路には、年末にも登場したシロハラがいました。この子はいつもこの水路で
採餌しており、そっと近付いてこちらがじっとしていれば、警戒されずに観察できます。
いつもは素通りしてしまうほどたくさんいるガビチョウも、なんだか可愛く見えてパチリ!
姿池斜面地のホオジロ、つくいけの道のアオジやメジロとも新年初顔合わせとなりました。
築池堤防では、芝生にカモたちが舞い降りて落ち葉をガサガサ。どんぐり狙いでしょうか?
長池公園は鳥と人の距離が近いことを改めて感じます。餌付けは禁止ですが、そのような
行為をするまでもなく、鳥たちは間近で自然の姿を見せてくれます。双眼鏡なしでこれほど
じっくり見られる場所は珍しいでしょうね。ぜひ彼らの可愛い姿や表情をお楽しみ下さい。
ところで、公園も自然館も新年の幕開けを感じさせる装飾や展示が色々と登場しています。
門松、注連縄、它年に因んだ植物の掲示、そしてオリジナルのおみくじもありますよ!
※門松は7日いっぱいで撤収、おみくじはなくなり次第終了となりますのでご注意下さい。
おまけ。中央園路から長池前へ下りる階段の途中で、センボンヤリの綿毛が見頃でした!