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トラツグミその後

2月16日、風の強い日に自宅の前でトラツグミと出会って以来、通りがかりに覗くように

していたところ、午後から夕方にかけてたびたび採餌に訪れていることを突き止めました。

隠れるところがほとんど無い広葉樹の疎林なので、近付くとすぐに飛び去ってしまいます。

これから少しずつ、警戒距離が縮まっていくと良いのですが、じつに用心深い個体です。

こういう個体とは、付き合いを深めて覚えてもらい、顔なじみになるのが得策ですね。

生活を脅かさないように気を付けながら、仲良くなりたいと思います。「よろしく~!」

十分な距離を保って観察していると、ミミズを捕らえるシーンを見ることができました。

トラツグミは巣にいるヒナの頃からミミズを与えられて育つので、相当なミミズ好きです。

夜行性(昼間も行動する)だけあって大きな眼をしていますが、次から次へとミミズを探し

出す様子を見る限り、この眼にはきっと強力なミミズセンサーが備わっているのでしょう。

おまけ。この日はパークキッズレンジャーの活動で、大塚西公園の池清掃が行われました。

初めて参加のメンバーも自前の胴長や網を持ったベテラン勢も、とても楽しんでいました。

もうじきヤマアカガエルやアズマヒキガエルが産卵に訪れます。待ちどおしいですね~!

【池清掃中に観察できた生き物】

両生類:ヤマアカガエル×1 ※産卵はまだ

ヤゴ :ギンヤンマ×1、シオカラトンボ×3、ショウジョウトンボ×6、アキアカネ×1、

    アカネ類×1、イトトンボ類×2

魚  :モツゴ、メダカ、ドジョウ、ヨシノボリ、ヒメダカ×1

その他:シナヌマエビ、モノアラガイ×17、ヒメタニシ×1、ガガンボの幼虫×1、ミジンコ



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