3月11日、東日本大震災から12年、追悼の一日です。
暖かい日が続き、あちこちで生き物の気配が感じられるようになってきました。
テングチョウやムラサキツバメなど、成虫越冬したチョウたちも次々に飛び始めています。
長池公園の体験ゾーンでは、先日10日から長池里山クラブによる炭焼きを実施中。
写真中央に見える満開の花木はシナミザクラです。桜よりも一足先に咲き、見頃は一瞬!
一方、松が谷の東中野公園ではパークキッズレンジャーの定例活動が行われました。
前半は鴨池の水生生物調査を行い、アズマヒキガエルの産卵の様子などを観察。
岩の上に残されたカワセミのペリット(嘔吐物)には、小魚の骨が大量に含まれていました。
後半は雑木林へ移動して、開発前に移植されたカタクリの保全作業に取り組みました。
竹やササを活用した保護柵づくりに、周囲の下草刈り、どの作業もみんなお手の物です!
株数は多くありませんが、松が谷地区ではとても貴重な個体群。末永く存続しますように。
活動後は、公園の道向かいにあるコミュニティプレイス「まつまる」で昼食をとりました。
9年半もの間、シャッターの降りたままだったスーパー跡地が“共生型交流拠点”として
生まれ変わり、地域住民の拠り所になっています。飲食だけでなく、図書スペースや
ミニスーパーなどもあり、気軽に立ち寄りたくなる素敵な空間。とてもおすすめです!