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ヒメウズちゃん

3月27日、巡回清掃で大塚・東中野方面の公園緑地を廻ってきました。公園数が多いので、

なかなかじっくり見ていられないのがもどかしいですが、各地で桜も咲き始めていい感じ。

大塚下田公園では、ダスト舗装の広場の一角にヒメウズが咲いていました。こんなところに

あったとは・・意外すぎてこれまで気付いていませんでした。ヒメウズはキンポウゲ科の

多年草で、葉っぱや果実の雰囲気がトリカブト(烏頭)に似ていることから名付けられたもの

ですが、それよりもずっと小さく、可憐な姿をしています。里山の石積みの隙間などでも

よく見かけるので、舗装されたような環境でも、じつはへっちゃらなのかもしれませんね。

余談ですが、植物に“くん”や“ちゃん”を付けるのはいかがなものかと言われてしまい

そうです。でも実際にこの花を見たらつい「ヒメウズちゃん」と呼びたくなるはずですよ!

天野谷戸公園では、チョウセンレンギョウの花が見事でした。レンギョウやシナレンギョウ

よりも花色が濃くて大型、枝もよく伸びます。ふだん見かけるのは花と葉が同時に展開する

シナレンギョウばかりなので、たまに本種が植えられているのを見ると嬉しくなります。

さて、話は変わりますが、長池公園のパークキッズレンジャーとして活躍する小学生の

Yくん一家が八王子市の広報プロモーションサイトで紹介されました。彼は、私も尊敬する

生粋の“生き物屋”です。記事には私もちょこっとだけ登場しています。ぜひご覧下さい!



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