9月14日、よこやまの道方面口の木陰で、インパクトのある模様をした虫を見つけました。
赤と黒の地に白の斑点柄・・一目見てピンときました。南方系の蛾、ビロードハマキです!
図鑑では見たことがあったのですが、私は初めてお目にかかりました。蛾のビジュアルが
ちょっと苦手な私でも、これは平気です。だって、形がゾウリムシみたいなんですもん。
さて、この日はパークキッズレンジャーの定例活動として、中央園路に増えすぎている
外来種のシンジュ(ニワウルシ)の実生抜き取り大作戦を決行しました。パーキッズの面々に
加えて、今回は中央大学からボランティアの学生が11名、東京環境工科専門学校の学生が
1名、そしてドキュメンタリー映像製作のために中央大学の学生グループ3名も参加して、
盛大に行われました。皆さんの力で、なんと合計1492本ものシンジュを駆除できました!
中央園路の景観も見違えましたね!賑やかな活動の様子は、上の写真たちをご覧下さい。
抜き取ったシンジュの実生に、こんな派手な毛虫が付いていました。調べてみたところ、
シンジュキノカワガという蛾の幼虫のようです。ゾワッとされた方、ごめんなさい。
その他、作業中に見つけた生き物です。順にウラギンシジミの幼虫、コノシメトンボ、
オオトビサシガメです。タイワントビナナフシやアオダイショウも捕まえて観察しました。
中央大学の学生さんたちは午後も残って、草花の名札付け作業を実施して下さりました。
ところで、学生の皆さんは、単位などが取得できる制度としてではなく、完全に奉仕活動と
して、地域社会や自然環境、そして自分自身のために今回のボランティア活動に参加して
下さっています。本当に素晴らしいことだと思います。志高き皆さんにとっても、有意義な
一日だったと感じてもらえたでしょうか?少しでも得られるものがあればと願うのでした。