12月9日、今シーズンは長池公園の草地でホオジロを見かける機会が多いように思います。
特に朝は、姿池斜面草地のススキに止まって種子をついばんでいる姿をよく目にします。
スズメと見間違いそうですが、少し大きくて“チチチッ”という声で鳴くのが特徴です。
写真は自然館スタッフのMさんからお借りしました。「ススキとホオジロ」撮りたいです。
この日の里山保全隊活動は、つくいけの道の落ち葉ストッカー内に溜まってきた腐葉土の
回収とツルニンジン保護エリアの手入れを行いました。いつもと違う場所、違う作業で少し
気分も新たに楽しく取り組んでいただきました。このストッカーは土が固いせいなのか、
期待のカブトムシ幼虫が一匹もおらず寂しい限りでした。代わりに、築池で色気付いてきた
カルガモたちの情事を観察したり、エノキの根元の落ち葉裏で冬越し態勢に入ったばかりの
アカボシゴマダラ幼虫やヤマグワに止まるクワエダシャクを見つけたりして、初冬の自然を
味わいました。来週が年内最後の活動です。皆さん、今年も元気に活躍して下さりました!