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ムラサキシジミ

2月19日、神代植物公園の植物会館で行われた植物多様性情報連絡会に出席してきました。

東京都の各地で野生植物の保全に取り組む団体が、年に一度、交流を深める集まりです。

NPOフュージョン長池からは、公園での取り組みについてポスターで紹介を行いました。

コロナ禍で中止などが続き、対面開催は3年ぶり。皆さんとの再会に胸が高鳴りました。


中休みに会場の外へ出てみると、サカキの生垣でムラサキシジミが翅を広げていました。

翅のブルーは思わず息を呑む美しさですね!

本種はムラサキツバメやウラギンシジミと並び、成虫越冬するチョウの代表格です。

今日は一日を通して気温が高かったため、活発に動いていたのでしょう。

春に向け、暖かくなる日の割合が少しずつ増えてくる“三寒四温”と呼ばれるこの季節。

ムラサキシジミたちは、週の三日休んで四日動く“三休四勤”といったところ!?


ところで、チョウといえば花の蜜を吸う姿が思い浮かびますが、

ムラサキシジミが花にやってくるところはなぜかあまり見かけません。

ウメやタチカンツバキ(鳥媒花)などの花木に来ているのを稀に見るくらいです。

それもあって、写真のオオイヌノフグリの吸蜜姿に出会った時にはとても感動しました。

青い花畑に青いチョウ。もうそれだけで何だか幸せ気分ですよね!

今年も出会えたらいいなあ・・と思う光景の一つです。皆さんも見かけたら教えて下さい。


最後に、今日の会場の様子もちらっと載せておきます。


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