12月27日、年内最後の巡回点検で、各種サインを掲示しつつ堀之内方面を廻ってきました。
秋葉台公園のトイレの周りではタチカンツバキが花盛り。メジロたちが集まっていました。
花蜜の好きなメジロにとって、ツバキの仲間は、梅や桜と並ぶ重要な蜜源となっています。
10月頃から咲くサザンカと、年明け2月くらいにピークとなるヤブツバキとで、開花期には
ズレがありますが、両者の中間的性質を持ったタチカンツバキは、そのブランクを埋める
ように、長く咲き続けます。しかも花付きがとても良いので、群れで吸蜜するメジロ向きの
花木といえるでしょう。昨今、特に都市域でタチカンツバキの植栽が急速に増えたことは、
メジロの生息域拡大を後押ししたように思います。餌資源の少ない冬でも、労せず安心して
蜜を得られる空間がもたらされたわけですからね!(※私はヤブツバキのほうが好きですw)
途中、東中野公園の鴨池に立ち寄ってみると、いつもの子(アオサギ)が目の前にいました。
さすがに近すぎたのか、びっくりして飛び立ち、木の上に止まったところを記念に一枚。
私は猫背なので、この鳥には妙な親近感があります。日中はボーッとしているところも。
野鳥と自由に会話ができたら面白いだろうなぁ・・とずっと思っていますが、もしそれが
可能になった暁には、まずアオサギに胸の内を聞いてみたいと密かに考えているのでした。