5月17日、専門学校の実習2日目は、引き続き植物の調査などに取り組みました。
最高気温が30℃を超える真夏日でしたが、暑さに負けず頑張ってくれました。
お昼頃、工作室から見える中庭が騒がしいので、もしや・・と思って見に行くと・・
予想したとおり!イボタノキの茂みにヤマガラの巣立ち雛がいました。
自然館中庭の巣箱(モニター無し)では、6羽のヒナが育っているのを確認していましたが、
まさにその巣立ちの真っ最中だったのです。最後の1羽が中でじっとして出てこないことを
心配し、脚立を取りに行って戻ると、その間にちゃんと巣箱を飛び出していました。
ヒナたちが去った巣箱には、1つの無精卵が残っていただけですので、無事に6羽とも
巣立つことができたようです。親鳥とともに移動し、あっという間に見えなくなりました。
その一部始終を隣で見ていた来館者のお二人と、巣立ち成功の喜びを分かち合いました!
同じ時、自然館中庭の上空を珍しいコシアカツバメが2羽、旋回していました。
2021年の5月23日に姿池で初めて確認し、昨年も6月に2回記録しています。
どこからやってくるのか、近くで営巣しているのか、気になるところですね。
例年は5月末から6月の1週目頃にかけて開花するイチヤクソウが、もう咲き始めました。
今年は樹木だけでなく、草花の開花もいつもより半月ほど早めのペースで進行しています。
といっても、ピーク予想は来週以降ですので、皆さんは焦らなくて大丈夫ですからね!笑