12月2日、晴れ渡る空にポカポカ陽気の心地よい秋の一日でした。朝から下柚木小学校へ
出張し、5年生を対象に、学校林を活用した自然観察プログラムを実施してきました。
はじめに同行した別のスタッフから、50年前と現在の学校林周辺の航空写真による比較や
生息する生きものについてのレクチャーがありました。お話のあとはいよいよ学校林へ!
秋の雑木林ならではの様々な動植物を実際に観察し、学校林の豊かさを味わいました。
子どもたちはもちろん、保護者の皆さんや先生も一緒になって盛り上がって下さりました。
この学校林ではあちこちに見られるアナグマの巣穴やタヌキの歯形付きマヨネーズ、そして
チリイソウロウグモの卵嚢、開花中のリンドウやクズの葉痕などなど、見どころが満載で、
あっという間に2時間が過ぎ去っていきました。下柚木小学校は、子どもも大人も和やかで
とても良い雰囲気なので、来年もまたお邪魔して交流できる日を楽しみにしています!
毎週恒例の里山保全隊活動では、引き続き、ながいけの道沿い斜面の草刈りを進めました。
とにかく作業日和の温かい気候で、皆さん清々しい表情です。作業中、頭上の梢を飛び交う
リュウキュウサンショウクイの鳴き声が聴こえてきました。こんな陽気が続けばいいのにと
談笑していましたが、冬はもうすぐそこです。来週は防寒対策が必須かもしれませんね!