11月9日、予定を詰め込んでしまって盛りだくさんの一日でした。そのうち、センブリの
保全活動と、パークキッズレンジャーの定例活動の様子をご紹介したいと思います。
前日夕方という直前の告知であったにもかかわらず、堀之内東山そらみの森緑地のセンブリ
保全作業には、14名の皆さんが参戦して下さりました。企画当初は個体数のカウントだけ
できれば十分と考えていたのですが、この際なのでカマなどを使って周囲の雑草や低木を
刈り取っていただきました。センブリは全部で153株が花を付けており、花を付けていない
個体や芽生えも含めるとかなりの数が生育していました。特に昨年はそれほどでもなかった
芽生え(根生葉)が数えきれないほど見られたのは嬉しい成果です。芽生えはこの姿のまま
冬を越し、翌年に茎を伸ばして花を咲かせるので、来年はもっと花が増える可能性大です!
センブリ保全活動後は、寄り道をして自然観察を行いました。散乱していたキジバトの羽は
オオタカの食痕です。U字溝にはサワガニやヤマトクロスジヘビトンボの幼虫がいました。
メリケンカルカヤを束ねて何やら楽しそうな高学年コンビ。それ、もしや藁人形では!?笑
順番が前後しますが、午前中に長池公園で行われたパーキッズの定例活動の様子です。
前回設置した2台のセンサーカメラを回収しつつ、木の実などを拾い集めて散策しました。
1枚目は子どもたちが集めた「秋の彩り詰め合わせ」です。2枚目はススキの穂に止まった
ホオジロの雄(アルバイトのFさん撮影)、3枚目はセンサーカメラが捉えたニホンイタチ。
最近、長池公園ではニホンイタチの目撃情報が増えてきました。なんだか嬉しいですね~!
子どもから大人まで、たくさんの方と一緒に秋の自然を楽しみ、充実の一日となりました。