2月15日、各地で梅の花が見頃を迎えています。昨年に続き、今年も梅の花にやってくる
メジロたちにカメラを向けてみました。通称“ウメジロ”。やっぱりいい組み合わせです!
「これを待ってたのよ~!」という声が聴こえてきそうなほど、せわしなく梅の花から花へ
飛び移りながら蜜を舐めていきます。梅のほうもまんざらではありません。まだ肌寒くて
ほとんど昆虫の姿もありませんから、メジロたちのお口の周りにしっかり花粉を付けて、
他の花の送粉を委ね、「よしよし、その調子で頼んだよ!」と微笑んでいるようです。
メジロは紅梅と白梅のどちらが好みなのか気になり、隣り合った木で見比べてみましたが、
どちらかが明らかに人気ということはなく、選り好みせずに訪花している様子でした。
特に長居していた梅の木にはある特徴がありました。それは、木の根元にシャリンバイが
植え込まれている点です。身の危険を感じたらすぐに下の植え込みの繁みに逃げ込める、
案外そんなことがメジロにとってはもっとも大事なのかもしれません。しかもこの植え込み
自体でも良い食糧が得られるらしく、アブラムシのようなモノをつまみ食いしていました。
メジロばかり観察している私ですが、そろそろメジロで一冊作れそうな気がしています笑。