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今年もクロホシタマムシ

4月24日、調査の仕事で中山方面の民有緑地を歩いてきました。林縁の植物を調べていると

野生化したユーフォルビアの花の上に、宝石のような輝きを見つけました。あっ!これは!

花の蜜を求めて飛来したクロホシタマムシでした。昨年、材木置き場で出会って以来です。

しばらく花の上を歩き回ったあと、暗い森の中へと飛び去っていきました。花にやってくる

のは珍しいのと、あまりの美しさに何枚も激写してしまいました。胴体も青いんですね!

植物調査そっちのけで昆虫ばかりに目がいってしまいましたが、昆虫相が多様であることは

斜面緑地の生態系の豊かさを示す大事な指標でもあります。写真は、アカクビボソハムシ、

クロボシツツハムシ、ヒゲナガカメムシです。小さいながらも魅力的な仲間たちですよね!

午後からは、長池公園で別所小学校おおぞら学級の定例プログラムを実施しました。今年の

テーマは「植物」です。短い時間の中でたくさんの花を観察し、そのつくりや生態に迫り

ました。アカメガシワの新芽のスタンプや、有毒植物のケキツネノボタンなどは特に注目が

集まりました。これから様々な草木と触れ合う中で、植物との仲を深めていきたいですね!

おまけ。昨年度の授業の御礼のお手紙もいただきました!早速、自然館内に掲示中です。


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