top of page

全開シジミと手乗りヒョウモン

10月6日、朝から雨が降ったり止んだりの天気でしたが、長池まで足を伸ばしてみました。

小鳥目当てだったのですが、柵内の草地にたくさんのチョウが飛び回っていて圧巻でした。

こんな天気でも、チョウは現れるのですね!特に、ノハラアザミの花は大人気のようです。

秋を代表するシジミチョウ、ウラナミシジミが珍しく翅を全開に広げて止まっていました。

薄日が差してきたからなのか、バランスをとっていたのかは謎ですが、シジミチョウ類は

翅を閉じて止まることが多いので、表のブルーと下翅の斑点を堪能させてもらいました。

こちらは姿池斜面地のセイタカアワダチソウに訪花していたウラナミシジミです。普通は

翅を広げたとしてもこれくらいの角度のことが多いですね。尾状突起も可愛いでしょう?

長池前のノハラアザミに話を戻すと、この日はミドリヒョウモン(雌)が長居していました。

近付いても逃げることなく吸蜜に夢中なので、試しに人差し指を出して乗せてみると・・

なんと手乗りになってくれました!でも、「邪魔しないで!」とすぐに花へ戻りました。

アザミといえばナミアゲハ。手乗りヒョウモンほどではありませんが、すぐそばに来て

優美な姿を見せてくれます。他にチャバネセセリ、イチモンジセセリ、キタキチョウなどが

代わる代わる飛来し、賑わいを見せていました。まさに天然のバタフライガーデンですね!

今後も“チョウを呼ぶお花畑”として、長池前の草地を大切に保全したいと思います。

おまけ。この日出会った素敵な光景を3つ紹介。チカラシバ、カキノキ、ドングリです。


bottom of page