4月22日、八王子市主催の年間講座「里山レンジャーズ」が長池公園でスタートしました。
緑地保全の担い手養成を目的に、里山管理に関する座学と現地での実習を行う講座です。
今年度から試行的に始まった取り組みで、私が講師を担当しています。
自己紹介から始まった第1回。受講者は、保全活動への参加は初めてという方から、すでに
現場でご活躍の方まで様々でした。「里山」の捉え方も十人十色。面白くなりそうです。
意欲に溢れる皆さんと、これから1年間、互学互習を楽しんでいきたいと思います。
特別保全ゾーンでは、新年度初回のサタデーパークボランティア活動が実施されました。
こちらは、指定管理者主催で以前から活動を継続している緑地保全ボランティアです。
園長の懇切丁寧な指導のもと、参加の皆さんはすっかり作業にも慣れてご活躍の様子。
今回は、新たな管理用通路の開拓を手作業で行い、オオバウマノスズクサの花の観察なども
楽しんだとのこと。人や動物、そして蝶なども通れる道を特別保全ゾーン内に増やしつつ、
鬱閉したアズマネザサを刈り込み、ギャップを広げる予定で作業を考えているそうです。
一方その頃、大塚なかおね公園では、陽光台自治会主催の「にこにこフェスティバル」が
開催されていました。葉っぱのガーランドづくりをはじめ、NPOのブースも大盛況!
平日の静かな公園もいいですが、ボランティア活動やイベントが盛んに行われる休日の
賑わいは、私たち公園スタッフにとってもやはり格別です。
そして、地域にとっての“公園の存在価値”を改めて感じずにはいられません。