1月21日、別所小学校おおぞら学級の総合学習対応の様子を2回に分けてご紹介します。
おおぞら学級の皆さんとは、毎月1回の自然体験プログラムや年2回の落ち葉かきで
お会いしていて、生徒さんとスタッフはすっかり顔なじみの間柄です。
先日17日は、今年度2回目となる林床の落ち葉かきを実施しました。
ながいけの道沿いの平坦な部分の落ち葉を搔き集めた後、落ち葉プールで遊びました。
前日の雨で落ち葉が湿っていたため、葉っぱがいつもより重く大変そうでしたが、
こちらの心配をよそに、いつも通りの慣れた様子で作業を進めてくれました。
中には、自分がどうしたらいいかすぐにはわからない様子の生徒もいましたが、
落ち葉プールで先生に葉っぱをかけられたりして遊んでいるうちに自然と笑顔がこぼれ、
短い時間の中で生き生きした表情に変化していく様は、とても頼もしく感じました。
程よい加減に落ち葉を掻き終わった林床には、草花の赤ちゃんが点々と見つかりました。
林が明るい今のうちに光合成をしてエネルギーを蓄え、春の開花に備えているのです。
そして、皆さんが作業を終えて帰っていったあと、今度は小鳥たちのお出ましです。
作業によって、落ち葉と土壌の間に潜んでいたミミズや土壌動物が這い出してくるのを
モズやジョウビタキはよーく知っています。「さあ、思う存分、食べておくれ!」
たくさんの命の多様性を育む落ち葉かき。なんてやりがいのある里山しごとでしょう!