3月5日、明日6日より長池公園自然館展示室2で「多摩丘陵の自然を守る会(以下守る会)」の
創立40周年記念展示会が開催されます。守る会は、由木地区を拠点に自然環境保全活動を
行ってきた団体です。私たち指定管理者との関わりも深く、希少植物の保全などで連携を
進めてきました。私個人も会員になっていますが、40年もの間、この地域のみどりを見守り
行動されてきた先輩方には尊敬するばかりです。この度の展示会は指定管理者との共催で
守る会の40年間の足跡をまとめたものです。多摩ニュータウン開発前や開発時の由木の
自然景観や、今となっては見られなくなった希少な植物など、貴重な秘蔵写真も満載です。
会期は3月6日から3月23日まで。長池公園にお越しの際は、ぜひともお立ち寄り下さい!
なお、展示会の詳細は上記のチラシをご覧下さい。(※クリックで大きく表示されます。)
搬入の進む会場の様子もチラッとお見せします。今回、私は故・畔上能力氏の追悼展示を
担当しました。畔上氏は八王子を拠点に植物研究家として幅広く活躍されたレジェンド。
昨年2月に病気のため逝去されましたが、私を含め多くの方の心の中に生き続けています。
1年越しとなってしまいましたが、畔上氏への追悼の意を込めて、氏の遺した多大な功績を
振り返り、まとめさせていただきました。氏が手掛けた著作物もほぼ全てを公開しており
ますので、直接お手に取ってご覧下さい。ご協力いただいた全ての皆さんに感謝致します。
おまけ。昨日からの降雪はそれほど積もることなく、ほっとしました。自然館前庭では、
雪の間から“チンアマナ”が顔を出していました。チンアナゴのようなアマナの葉です!