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大池公園の野鳥

12月18日、講師の仕事で横浜市旭区にあるこども自然公園(大池公園)へ出かけてきました。

横浜市最大規模の公園でありながらなかなか足を運ぶ機会が無く、久しぶりに訪れました。

相鉄沿線は、JRや東急との相互乗り入れが開始したことでアクセスが向上し、駅周辺は

活性化していました。今回は、グッドデザイン賞を受賞した南万騎が原駅の広場を起点に、

住宅地を抜けて公園を目指し、主要ルートを散策したのち、二俣川駅で解散としました。

開始早々に嬉しい拾い物があったり(後日紹介!)、様々な木の実の比較観察をしたりと

楽しい道中。公園まで徒歩10分の道のりを、いつもどおり何倍もかけて歩く私たちです。

中池では、人気のカワセミが出迎えてくれました。下嘴が赤いので雌です。この子は狩りの

腕が良く、水面へダイブを繰り返しては、高確率で小魚を捕まえて丸飲みしていました。

また、ここ数年連続して渡来して大ブームを巻き起こしている迷鳥の“クビキン”こと

クビワキンクロの雌も、拍子抜けしてしまうほどの至近距離で観察することができました。

キンクロハジロたちの中にポツンと1羽。いったいどんな心境で過ごしているのでしょう?

大池では、大きめの魚を咥えたアオクビアヒルの雌を見つけました。アヒルが大きな魚を

咥えている姿は初めて見た気がします。丸飲みすることはせずに、悪戦苦闘していました。

冬支度をする昆虫もいくつか観察しました。参加者の一人が林縁でムラサキツバメを発見!

散策路沿いの陽だまりの葉の上で日向ぼっこしているところを、じっくり堪能できました。

長池公園でも少ないながら例年見ることができますが、よく似たムラサキシジミのほうが

見かける機会は圧倒的に多く、尾状突起のあるムラサキツバメに出会うと嬉しくなります。

穏やかな陽気の下、この講座の1年間の締めくくりにぴったりの素敵な1日となりました。

しかし解散後、公園のベンチにポータブルマイクを置き忘れてしまったことに気付きます。

電車と車を乗り継いで、再び公園へ舞い戻ることに・・奇跡的に回収できました!とほほ。


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