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年末のバンディングレポート

1月7日、昨年末12/27に長池公園の特別保全ゾーンで行われた鳥類標識調査のご報告です。

調査日和となりましたが、放鳥数は少なめでヤマガラ2羽、メジロ3羽、アオジ2羽でした。

ヤマガラのうち1羽は2020年11月に初めて捕獲された個体で、2021年12月、2023年11月にも

捕獲されており、今回が4回目の捕獲でした。何度も網にかかってしまって可哀想ですが、

再捕獲は特に重要なデータとなります。まず、この個体が少なくとも3年以上はこの場所を

利用しているということに驚きます。そして、小鳥の寿命や外敵に襲われるなどのリスクを

考えると、長生きしているといえるでしょう。標識調査でなければわからない事実です。

続いて、メジロ(上段)とアオジ(下段)です。私にはメジロはみんな同じ顔に見えてしまうの

ですが、アオジのほうは個体ごとに表情や模様がはっきり違っているのが面白いですね。

メジロもアオジも最近のブログ記事では頻繁に登場しているので、その生態とも併せて、

嘴や体つきなどをじっくりご注目いただければと思います。近くで見ても可愛いですね!

この日、かすみ網の設置から鳥の計測や放鳥まで、全てお一人で担ったバンダーのAさん。

背中に藪との闘いの証が残されていました笑。ヌスビトハギの種だらけ。ガンバッタネ!

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