10月14日、日本自然保護協会と㈱ソニーグループ共催のイベント「生きものフォト講座」が
長池公園で開催されました。私は講師として皆さんの観察や撮影をサポートしました。
講師といっても、私は長池公園の自然に詳しいだけで、カメラ機材に関しては全くの音痴!
ですので、自然の見方や楽しみ方を中心に、レクチャーをしました。この講座の特徴は、
身近な自然に隠れた「わぉ!」なシーンを観察し、記録を残すことに重きを置いている点、
そしてその感動を皆さんで共有する点にあります。自然観察の延長としての撮影なのです。
皆さんはススキの花を見たことがありますか?今の時期、ススキの穂をカメラ越しに見て
みると、思わず「わぉ!」となるはずです。黄色い雄しべが並んでぶら下がり、根元には
ピンク色の雌しべがちょろちょろっと付いています。一見、ただ穂を揺らしているように
見えたススキですが、じつは花盛りだったのです。しかも美しいことこの上ありません。
参加された皆さんも、それぞれが「わぉ!」な瞬間を見つけ、自由に撮影していました。
最後はお部屋に戻り、お待ちかねの作品発表会です。素敵な作品がたくさん誕生しました。
皆さんの作品は掲載できないので、代わりに私が撮ったものを載せますが、レクチャーに
集中していたのでうまく撮れていません。ごめんなさい!ちなみに3枚目は、参加者の
お一人が発見し、愛溢れる眼差しで観察されていたのが印象的だったアカネの花です。
帰りに自然館前のイシミカワが色付いているのを発見。思わず「わぉ!」と声が出ました。