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神輿草と里山レンジャーズ最終回

12月7日、足元の草むらの中に、ゲンノショウコの弾けた果実が目に留まりました。

ゲンノショウコの別名は「神輿草(みこしぐさ)」。この写真の姿がまるで御神輿の飾りの

ように見えることから名付けられました。確かに御神輿の屋根には四隅にこんな形のモノが

付いていた気がします。調べてみると、「蕨手(わらびて)」という名称であることが判明。

くるんと巻いたワラビの芽立ちの形に例えられたものでしょう。モノを植物に例えたり、

植物をモノに例えたり・・名前って面白いなぁ!花のあとも楽しい神輿草の話題でした。

この日は、八王子市環境保全課主催の里山レンジャーズ(第二弾)の最終回が民有緑地で

開催されました。今回も講師を務めました。受講生に加えて、昨年度のOBの方や地権者の

親族の方なども参加され、賑やかな活動になりました。草刈り、枝打ち、低木伐採などの

管理作業をひととおり行ったあと、1年の振り返りと今後の管理計画を話し合いました。

皆さん、講座終了後も手入れ活動を継続して下さりそうで、ひとまずほっとしました。

最後に修了証の授与があり、解散となりました。またフィールドでお会いしましょう!

なお、活動中には、オオタカの食痕やアカネズミの死骸、リュウキュウサンショウクイ、

クワエダシャク、ツチイナゴ、クビキリギス、ヤニサシガメなどを観察しすることができ、

改めて生物多様性の豊かさを実感することができました。春の様子を見るのも楽しみです。

おまけ。長池公園自然館では自然館スタッフのKさんとIさんのコラボ企画イベントが開催

されました。「公園の木の実や枝でつくろう!クリスマスツリー&サンタクロース」です。

参加者による素敵な作品の数々をご紹介します。クリスマスに向けて、準備万端ですね!


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