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秋葉台小学校野鳥観察と出会い多き1日

6月23日、自然館前のリョウブに、今季初めてのヤマトタマムシが止まっていました。

近頃は小さいタマムシ類ばかり見ていたので、改めて本家タマムシの風格を感じました。

今日は秋葉台小学校の4年生121人が来園し、野鳥観察の校外授業(初回)を実施しました。

姿池円形ステージでボードワークとレクチャーを行ったあと、2グループに分かれて

野鳥を観察しました。キジバト、カルガモ、ツバメ、ガビチョウ、ハシボソガラスなど

おなじみの面々をじっくりと観察できただけでなく、スズメの親子が落ちた桑の実を

ついばむ様子や、姿池の低空を飛ぶ2羽のコシアカツバメの姿も見ることができました。

授業終了後、芝生広場から自然館へ上がる園路の柵直下に発生しているタシロランを確認。

例年、長池公園では園内のどこかに現れる、神出鬼没な菌従属栄養植物の一つです。

夕方、里山トイレの施錠で体験ゾーンを往復した際にも色々な生き物に出会えました。

ヒメジョオンに訪花していたミドリバエは久しぶりの遭遇。全身が緑色の美しいハエです。

続いてはハムシ3態。ヨツモンカメノコハムシ、ヤナギルリハムシ、ヤツボシハムシです。

そのほかの昆虫。シラホシハナムグリ、ヒメシロコブゾウムシ、カシルリオトシブミです。

虫ばかりに集中してしまい、ふと我に返って上を見上げると、ネムノキの花が見事でした。

蒸し暑いこの季節にはピッタリの、涼しげな佇まいですね!

ということで、今日も動植物との出会いと発見に溢れた素敵な一日となりました。


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