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続・コヒロハハナヤスリ

9月28日、昨年の12月に自宅ベランダの鉢植えに勝手に生えてきたコヒロハハナヤスリを

紹介しました。あの時は葉っぱ1枚だけでした。コヒロハハナヤスリ (h-yugi.org)

その後、しばらくはほとんど動きが無かったのですが、この夏、変化が見られました。

栄養葉が何枚もニョキニョキ顔を出してきたと思ったら、写真左側の個体は繁殖器官である

棒ヤスリ状の胞子葉も成長してきました。この胞子葉は驚くべきスピードで伸長しました。

上3枚は1週間の変化です。右の写真が1週間前ですので、伸長の様子がわかると思います。

胞子葉は胞子をより遠くへ飛散させるために上へ上へと伸び、栄養葉は効率良く光を受け、

光合成に専念するために葉面積を増やして地面と水平方向へと広がる、納得のつくりです!

各地で野菊の仲間が花盛りとなっています。出先でユウガギクの群落に出会いました。

長池公園にもかつては長池前の一角に自生していたのですが、徐々に衰退し、今では

見ることができません。あるところには普通にあるのですが、そういう普通種であっても

油断はできないという好例ですね。当たり前の花が当たり前に見られる里山環境こそ、

大切にしていきたいものです。ちなみに長池公園でもっとも多いのはノコンギクです。

おまけ。とある施設の吹き抜け部分に雨水が溜まり、セグロセキレイが群れていました。

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