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続・タマノホシザクラ救出作戦

3月8日、傘平緑地にあるオオタカの食痕から巣材の羽毛を調達しているエナガの近況です。

3/2の記事で紹介した時は2羽だけでしたが、今日は何羽も代わる代わる訪れていました。

そして、羽毛集めが上達していて、以前よりも一度に多くの羽毛を咥えていました。

「今、ちょっと口が塞がっていて・・」

この感じ、そろそろ巣の完成も近いのではないでしょうか。

さて、今日はマスターズプログラム(シニアボランティア)に強力な助っ人が登場!

2人の大学生が参戦し、鹿島・松が谷方面の希少植物保全作業を実施しました。

まず行った作業は、地域固有種タマノホシザクラの成長を妨げている樹木の伐採です。

場所は三本松緑地と梶川緑地。トウネズミモチやヒサカキなど、隣で大きくなりすぎた

常緑樹を取り除き、タマノホシザクラが伸び伸びと育っていける環境を整えました。

それぞれ、左が作業前で右が作業後です。だいぶすっきりしましたね!

もう一つ、春~初夏に開花する希少な林床植物の保全作業も実施できました。

大塚東公園の雑木林内トレイル沿いに自生するニオイタチツボスミレ、コクラン、

タマノカンアオイなどの葉をチェックし、その周囲に伸びているササを刈り取りました。

春までに済ませておきたかったミッションを全てクリアでき、気分は晴れやかです!

ニオイタチツボスミレの周りの落ち葉を掻き分けている時に、小さなメジロの羽を発見!

鮮やかな黄緑色のラインがトレードマークで、透明感のある美しい風切羽です。

目的は違いますが、巣材集めをしていたエナガたちの目線にちょっと近づけたかな?

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