1月10日、「11時頃に第一デッキの凍った池の上をイタチが滑っていたよ!」と来園者から
なんとも羨ましい報告がありました。お昼休みに早速行ってみましたが、すでに姿は無し。
以前にもニホンイタチについてはブログ記事で取り上げており、その中でも書いたように、
園内に生息はしているものの、そう簡単に出会える相手ではありません。ニホンイタチ
じつは前日9日の朝にも、自然館スタッフのMさんが築池の岸辺でニホンイタチを発見し、
しかもバッチリ写真に収めていました。きっと同じ個体でしょう。2日続けての目撃情報は
初めてです。最近、にわかに確認例が増えているので、出会いへの期待が膨らみますね!
さて、この日は長池公園の花壇で活動する公園アドプト団体「長池ガーデニングクラブ」の
皆さんを対象に自然観察会を行いました。総勢18名のメンバーにお集まりいただきました。
恥ずかしながら、私はメンバーの皆さんとあまりじっくりお話したことがなかったので、
日頃の感謝をお伝えするとともに、皆さんと交流ができてとても良い機会になりました。
参加された皆さんにとっても、普段通い慣れている長池公園とはいえ、いつもとは違う
自然観察の視点、歩き方、楽しみ方などを知るきっかけになったのではないかと思います。
少し冷えましたが、野鳥や越冬昆虫、木の実、冬芽など、色々と観察して、冬ならではの
里山の魅力をお届けすることができました。自然観察にオフシーズンはありませんので!
また季節を変えてお願いしたいとの嬉しい声もいただいたので、企画できたらと思います。