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萌え出づる雑木林

4月4日、公園アドプト団体の長池ガーデニングクラブの皆さん向けに観察会を行いました。

毎年この時期になると、園内の見どころや見頃の植物を問われた時に「一歩外に出れば、

どこを見ても美しい季節。しいていうなら全てが見どころです。」と答えたくなります。

それは決して大げさなんかではなく、一斉に芽吹いた雑木林の木々にヤマザクラが彩りを

添え、足もとには草花の絨毯が広がる・・そんな光景があちこちで見られるのですから、

何を見たら良いかなんて、聞くまでもないと思うわけです。萌え出づる雑木林へようこそ!

(もちろん、実際にはちゃんと旬のおすすめ植物をお知らせして差し上げるのですが・・)

自然館中庭からスタートした観察会は、例の如く、見どころが多くて全く前に進みません。

このまま中庭で終わってしまうのか!?と参加者から心配されていると、上から小鳥の声。

巣箱へ巣材を運び入れるために戻ってきたシジュウカラが「そこの人、早くどいて!」と

催促していたのでした。左のナイスな写真は自然館スタッフに撮影してもらった一枚です。

触ったり、かじったり、嗅いでみたり。五感をフル活用して春の自然観察を満喫しました。

写真はレンプクソウ(自然館中庭)、タチツボスミレ、ツクバトリカブト(第二デッキ)です。

さすがに猛毒のツクバトリカブトはかじったりしていないのでご安心下さい。(←念のため)

ながいけの道では、猛禽類のツミが上空を旋回するシーンも全員で見ることができました。

あまり色々書くと、来週の季節の自然観察会のネタバレになってしまうのでこのへんで・・

長池ガーデニングクラブの皆さん、熱心に楽しく学んで下さり、ありがとうございました。

これから花の季節、園内の花壇もいっそう華やかに彩られていくことと思いますが、いつも

丹念に手入れをして下さる皆さんのお顔を思い浮かべつつ、楽しませていただきますね!



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