10月28日、午前中の雨で緑地作業が中止となりましたが、昼からは天気が回復しました。
雨上がりらしい光景に出会いました(閲覧注意?)。庭先の石やU字溝のフタなどをめくると
時々見かける、クロイロコウガイビルという細長いヒルの一種。地上にいるのが普通ですが
ヤマグワの枝を這って移動しているちょっと珍しいシーンです。ヒルといっても吸血する
種類ではないのでご安心下さい。しかもこの子はグラデーションの美しさがピカイチです。
ゆっくり進むのかと思いきや、意外にもさっさと進んでいきます。運動神経はわりと
良いほうなのかもしれません。動画の途中で小さな虫が現れ、びっくりして“ひる”んで
から迂回して上手にすれ違う様子が写っていますので、ひそかに注目してみて下さい笑。
ところで、この日から、毎週月曜午後に実施しているボランティア活動「里山保全隊」を
私がメインで担当することになりました。皆さんの手慣れた里山仕事ぶりに驚きつつ、
明るく賑やかで心優しい皆さんとの草刈りタイムを楽しみました。普段、私は機械を使って
草刈りすることがほとんどなので、一つ一つの植物を気にかけながらの久しぶりの手作業は
新鮮です。休憩時間には、ヤブマメのサヤを開いて大理石のような種子を取り出したり、
不思議な姿をしたヤブタバコの花を観察したり、ハナビラニカワタケを発見したりと、
やっぱり(うっかり)自然観察を楽しんだのでした。里山仕事では、遊びも大切ですよね!