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鳥の名前が付く植物

7月25日、蝉時雨の中、多摩市との市境にある鹿島公園で草刈りを行いました。

広場近くのクチナシで、オオスカシバ(蛾の一種)が産卵行動を繰り返していました。

作業を終えた後に、隣接する鹿島緑地の林縁部の様子を見てきました。

ここは自然度の高い場所で、オオバウマノスズクサやイチヤクソウなどが生育しています。

また、オニカナワラビやキヨスミヒメワラビなど、希少なシダ植物も保護しています。

伐採によって視界の開かれた一角に、複数の野草がまとまって生えていました。

目に付いたのは写真のヒヨドリジョウゴ、コバノカモメヅル、サジガンクビソウです。

ふと、これらの3種に共通する点があることに気付きました。皆さんはわかりましたか?

共通点は、和名に鳥の名前が入っていることです。ヒヨドリとカモメとガンですね!

「雁首」は別にしても、和名に鳥が入っていると、なんだか可憐な印象を受けます。

それぞれの由来はここでは紹介しませんが、他にも思い浮かぶ植物を挙げてみましょう。


ウグイスカグラ、ヒバリチャヒキ、カッコウアザミ、ツバメオモト、ミヤマウズラ、

カリガネソウ、サギソウ、トキソウ、ヤマホトトギス、コスズメガヤ、ハトムギ・・


名前負けしない華やかな姿のものもあれば、名前で少し得をしているものもありますね。

中には“語感の美しさだけで名付けたんじゃないの?”とツッコミたくなる植物も。

それはともかくとして、やはり、花と鳥は名前の面でも相性が良いようです。

ついでに、鳥の名前が意図せずに入っている植物名もいくつか思い付きました。(自己満足)


オオルリソウ、ダイサギソウ、ナツグミ、ミコシギク、ヒメウツギ、コバンソウ、

ルコウソウ、エナガキクモ、セッカニワゼキショウ、トキリマメ、カラスノゴマ・・


いずれも偶然の産物なわけですが、隠された鳥の名前を皆さんは見つけられましたか?

カラスノゴマなんて、「カラス+ノゴマ」でトリッキーだと思いません?鳥だけに。

動植物の名前を知っていれば、色んな言葉遊びができます。もちろん、図鑑片手でもOK。

名前に親しみ、名前で遊ぶことは、自然を楽しむもっとも手軽な方法かもしれませんね。


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